某会計ソフトの機能をAccess2021で作ります。
下記で、テーブルを作成しましたが、源泉徴収の対応が入っていなかったので追加します。
https://mother-tech.net/archives/91
某会計ソフトで、源泉徴収がどのように帳簿に反映されているのかはまだ解明していませんが、
某会計ソフトで帳簿をつけていたときには、まず売掛金として、時給×稼働時間分で報酬を計上。
報酬が振り込まれたタイミングで、振替で売掛金回収処理を行っていました。
入金時、10.21%の源泉徴収税額が差し引かれて入金されるので、
銀行の残高と一致させるため、売掛金回収処理で、
時給×稼働時間分×(1-0.1021)
で計算した金額を計上していました。
計算上、これで銀行残高と帳簿の差異は発生しなくなったので、
Accessでも同じように計上するルールを継続します。
なお、某会計ソフトでは、売掛金計上の段階でも、売掛金回収の段階でも、どちらでも源泉徴収の入力ができるため、
管理人はどちらも登録しなければならないと勘違いをして、源泉徴収分を二重計上してしまっていました。
親切な設計をするなら、どちらかでしか入力ができないようにする初期設定があった方が良さそうです。
自分用の最低限の機能に絞った会計ソフトなので、そこまでは凝らずに、まずは完成を目指します。
T05_Deal_Note
こちらに、WT_Taxフィールドを追加しました。
源泉徴収税を含む場合はYes、含まない場合はNoを入力します。
T06_Withholding_Tax
新たにテーブルを追加しました。
経費入力のレコード数と比べると、報酬入力のレコード数は少ないので、
T05_Deal_Noteと連動するためのフィールド(Deal_ID)を持ち、
源泉徴収金額を最低限記録できれば良いと考えました。
Q01_Deal_Note
クエリでもWT_Taxフィールドを追加しました。